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中山競馬場のメイン、第81回中山記念のレース結果をお届けします。後藤騎手のローエングリンが内枠を利して一人旅、見事に逃げ切りを決めて勝利をものにしました。

中山記念は逃げると思われたシャドウゲイトが外枠の為、２番手に控える競馬。前走で掛かったインティライミも折り合ったので、内枠を活かして先頭にたったローエングリンは、まさに一人旅。

実はローエングリンは４年前にも中山記念を逃げ切っているので、この中山1,800mは合っているのでしょう。鞍上の後藤騎手は本来主戦騎手でしたが、最近は他の騎手にその地位を奪われていただけに、感慨無量といった感じでした。

２着には追い込んだエアシェイディが入りましたが、追い込み一辺倒の脚質の為、展開がむかないと重賞を取るのは難しい。今回の２着で重賞は５回目の２着となりました。

３着はダンスインザモアがメンバー中最速の上がり、３Ｆ34秒５で突っ込んできました。スタートが上手くないので、この馬も後ろからいくパターン。中山競馬場のような直線が短めの競馬場では、やや不利になる感じです。

今回外枠が災いして逃げられなかったシャドウゲイトは、先行して直線はローエングリンを捕まえに行く競馬。最後は伸びきれずに差されて４着でしたが、見所はあり金杯勝ちがフロックではないことを証明してくれました。

中山記念で期待していた一頭、インティライミは折り合っていたように見えましたが、４コーナー辺りから動きが悪くなりそのまま後退。結局最下位でレースを終わり、ダービー２着後の復活はまだ遠い印象でした。

中山競馬の払い戻し結果は、JRAホームページからご覧下さい。

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