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常石騎手の引退式

24日に常石騎手(29)の引退式が行われました。意識不明の重体から一時はカムバックしたのですが、再度の落馬で意識不明に。一命は取りとめましたが、騎手は引退となりました。

常石騎手は、通算成績1503戦82勝(うち障害181戦15勝、重賞3勝)。この成績だけ見ると、引退式を行ったことが不思議に思われるかもしれません。

ただ常石騎手が他の騎手と違うのは、デビューした年に落馬して脳挫傷の重体。ある意味死の淵から生還して、騎手として再起を果たしています。復帰の年にはタケイチケントウで小倉3歳ステークスを制覇し、奇跡のカムバックを果たしました。

同期にはテイエムオペラオーの和田竜二騎手、天才2世福永祐一騎手もいます。その同期に負けず劣らず、常石騎手は活躍を続け障害レースでは03年にビッグテーストで中山グランドジャンプを制覇。障害にまたがる騎手としては、最高峰の栄誉を受けています。

ところが04年に再度落馬して意識不明の重傷を負い、今回ドクターストップで騎手を引退することになりました。騎手という職業は減量苦や危険と背中合わせの中、意識不明の重体から立ち直った常石騎手は、まさに不死鳥とも言える存在。

今後の常石騎手の進路は未定だそうですが、きっとどの世界に行っても不屈の闘志で活躍してくれるでしょう。以下、常石騎手のコメントです。

 ファンの皆様の声援があって、ここまで頑張ってきましたが、ドクターストップがかかり、騎手を引退することになりました。本日、引退式をしていただけるのは、同期のジョッキーや関係者の皆さんのおかげです。今後は、第二の人生で何をやっていくのか探していく日々ですが、これまで2回も大きな落馬事故にあったにも関わらず、ここまで動けるようになったのはラッキーだと思っています。これからは『生きる』ということの素晴らしさや競馬の魅力を皆様に伝えていきたいです。本当にありがとうございました。

コメントはヤフーニュースより引用⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070224-00000017-kiba-horse

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Posted by taketoshi : 01:38 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲

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